Kenny Rankin
前記事にあったように、真夜中だったら聴くのもいいけれど、マイケル・フランクスと並んで、
雨の日になんて聴くと、余計にメランコリーになってきてしまいそうだ。
と評された、ケニー・ランキン。
注に
ボサノバのフレーバーが強いアーチスト。アルバム・デビューは1968年だが、評価されるようになったのは、70年代になってから。
とあるように、1940年生まれで当時すでにベテランの歌手。
70年代の再評価を象徴するアルバムが、1976年の Kenny Rankin Album。
限定国内盤 ケニー・ランキン・アルバム~愛の序奏(紙ジャケット仕様)
このアルバムの中では、すでにこの小説の中で2番目に出てきたStephen Bishopの”On and On” が歌われていて、聴き比べも面白いです。
Kenny Rankin – On and On
ハイトーンを力まず、軽々と歌う感じは、やはりこのアルバムの中の
Kenny Rankin – Groovin
で遺憾なく発揮されています。
こんな若々しい声の持ち主なのに、肺癌で昨年(2009年6月7日)病没とは、とても残念。